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仮想通貨 XRP-SWELL② SWELLとSibos

さてリップルカウントダウンから一日がたち、SWELLとは何?という話題でいろいろ議論がありますね。公開されている情報だけだと"国際送金に関する会議"ということだけでまだ判断がつきません。

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まず気になるのがこれは

 

Ripple x SWIFT

 

なのか

 

Ripple vs SWIFT

 

ということですね。で少し調べてみたのですが、私の結論としてはやはりRipple x SWIFTではないかと思っています。

 

RippleとSWIFTの対比表

  Ripple SWIFT
Conference SWELL Sibos
Platform Ripple (Hyperledger?) SWIFT gpi (global payments inovation )
(Hyperledger)
Group GPSG(Global payment's steering group ) SWIFT gpi
Banks

Standard Chartered
Uni Credit
RBC
Westpac
Santander*
BMO
CIBC
UBS
SBI remit*
MUFG
AXIS Bank*
Reise Bank
SCB*
FAB

MIZUHO
BBVA
SEB
AKBANK
YES BANK*
Cambridge Global Finance
eZforex
Chain Inc.*
GE Capital*
SBI Ripple Asia*
UAE Exchange*
Veem*
(Hyperledger*)

ABN AMRO Bank
ABSA Bank
BBVA
Banco Santander
China Construction Bank
China Minsheng Banking
Commerzbank
Deutsche Bank
Erste Group Bank
FirstRand Bank
Intesa Sanpaolo
JPMorgan Chase Bank
Lloyds Bank
Mashreq bank
Nedbank, Rabobank
Société Générale
Standard Bank of South Africa
Standard Chartered Bank
Sumitomo Mitsui Banking Corporation
UniCredit

Westpac Banking Corporation.
RBC

and more in total 110

 *SWELLでの参加者

SWELLとSibos

リップルとSWIFTがそれぞれにトロントで会議を開催するとのことで、リップルがSWELLを10月の16-18日にかけて開催。SWIFTがSibosを16-19日にかけて開催となっています。SWELLについては開催日時以外は一部の参加者が判明しているだけで場所もまだわかってないですね。

 

Ripple x SWIFTの場合は、Sibosの開始3日をSWELLと称しての開催。最終日をSibosのブロックチェーン以外の内容を予定。

 

RIpple vs SWIFTの場合は、Sibos目的で金融関係の人間がトロントに集まるんだから、日程をぶつけて、話題を呼ぼう、参加者を増やそう。となるのかな、とおもうのですがSWELLって事前登録と招待制なんですよね。突発的な参加者は期待できないかな?そもそもこのレベルの会議だとどちらにしろ話題も参加者もすごいと思うわけで、あまり意味が無いように思うわけです。

 

プラットフォーム

国際送金のシステムですが、SWIFTはSWIFT gpiというシステムになります。これはHyperledgerというプラットフォームをベースにしているようで、今年に発表がされていますね。

www.swift.com

 

そして、本来リップルと違うシステムのはずのHyperledgerですが、Exextutive DirectorがSWELLに参加することになっています。

ripple.com

 

昨年の記事の中でHyperledgerとリップルの比較がなされていますが、Hyperledgerの方が透明性があり、取引の速度も速いようですね。リップルがHyperledgerと協力する場合には新たにシステムを組み直すのか、用途に分けて使い分けたりするのではないでしょうか?お金のやり取りなので、全てに透明性を持たせるわけにもいかない気がしますよね。

 

gaiax-blockchain.com

 

GPSGとSWIFT gpi

RippleはGPSG(Global Payment's steering group)を発表しています。これはリップルを使用した、国際送金を行うネットワークのようなものと考えればいいでしょう。それに対しSWIFTはSWIFT gpiのサービスへの参加予定をしている金融機関が110社あると今年の7月の資料に記載されています。これらを見比べると、両方に参加している金融機関が複数見られますね。これらの金融機関が両方のシステムを同時に使うことを考えているのか、両方のシステムが統合、あるいは互換性のあるシステムとなるのかで考え方は変わってきますね。

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ripple.com

 

まとめ

これらを考えるとRipple vs SWIFTよりもRipple x SWIFTの方が、可能性としては高いんじゃないかと考えています。ただ、どちらにしてもRippleがブリッジ通貨として一歩前進になることは間違いないかと思います。一歩の大きさが随分違いますが。。。

 

とりあえず、全て現状の情報からの憶測になるので、やはり9月12日のRippleの公式のアナウンスまではわからないです。それまでは情報集めながら、楽しみにします。